◉現代の名工和田光正さんの訪問着でございます。下前衽に作者の落款が入っております。金彩友禅―その技法は、桃山時代から江戸初期に確立されたと言われております。金銀箔をお着物に用いるには、大別して二つの方法が考えられます。箔を糸に巻きつけたり、あるいは紙に貼った箔を細く切って織物にする、刺繍、金襴という方法。もうひとつは箔を直接布に接着する印金。その印金の技法を和田氏は受け継ぎ、煌びやかで美しい着物や帯を創作されております。金彩友禅を、「天職」と言い切る和田光正氏。匠がその熟練の技を発揮して精緻に創り上げた情景…ぽってりと滑らかな絹地。光沢感のあるその地には金彩にて麗しい花意匠を表現しました。流行に左右されない、色と柄ですから、いつまでも最高の一枚としてお召しいただけます。◉着物寸法【着丈】　１６０肩から【裄】　　６６【袖丈】　５６.５【前幅】　２４．５【後幅】　２９．５（センチ ） 多少の採寸誤差はお許し下さい◉対応身長約 : 150～165cm◉素材 : 正絹◉状態目立ったシミ汚れ無く、綺麗な状態です。仕立て上がっておりますので、すぐにお召し頂けます。 番号【1RJ0903】