商品説明 こちらは伊万里愛好家のバイブル「柴田コレクションⅣ」の掲載品と同じ元禄伊万里、柿右衛門色絵皿  5枚揃えでございます。☆柴田コレクションは現在、佐賀県九州陶磁器博物館に納められており、こちらと同じ皿が収蔵されております。〝奇跡〟です。1枚見出すだけでも奇跡ですが江戸中期、1700年~1730年の柿右衛門手色絵皿が  5枚無疵で悠久の時を経て今300年世の貫禄と風雅な姿をお披露目でございます。  こちらは研究家の方が大切に使っておられたお品でございます。見込の宝丸紋が大変高尚で格式の高さを表しております。縁文様の5枚に描き分けられた窓には可憐な蒲公英その周りを細かく書き込まれた毘沙門亀甲の赤絵で埋め尽くされ、柿右衛門ならではの澄み切った釉薬の美しさにため息しきりでございます。高価な呉須の発色も申し分無く元禄伊万里ならではのこだわりと質の高さを伺い知る事ができます。加えて、裏紋様には優雅な唐花紋様が描かれ妥協無く貫かれた巧みの技に魅せられます。さすが『福』角福の銘に相応しいお品と言えます。それにしましても元禄の昔のこれ程美しい器にどのようなお料理が供されたのでしょうか…想像が膨らみます…300年余の時代物ではございますが奇跡的にニュウ、ホツも無く大変美しい状態でございます。良い時代になりました、かつては非常な高値で取引されておりましたが、お手頃価格でお求め頂けます。上級者様のコレクションに末長く伝世されるお品となる事でしょう