ご覧頂きまして、誠に有り難う御座います。本作品は、小倉 遊亀作品「紅梅と徳利」木版画になります。「梅は年老いて美にますます深みを増す」と、梅の木に特別な愛情を注いでいた小倉遊亀は、樹齢を重ねても生命力に溢れる梅の姿に元気づけられるように、70歳を過ぎてからたびたび梅を描いています。本作品に於いても、どこか愛嬌のある可愛らしい梅が登場しており、相方のちょっと武骨な徳利とのコンビが大変楽しくホッコリと心癒やしてくれる素敵な作品です。　額装サイズたて　46cmよこ　57.3cm絵サイズたて　26cmよこ　37cm作家の落款が入ります。中古品となります。作品は経年による汚れが少々御座いますが、状態は比較的良好です。額装は経年による汚れ、傷等が御座います。(一番最後の画像をご確認下さい)予めご了承下さい。専用箱は御座いません。配送の際はダンボール箱にお入れし、箱の上にエアパッキンでお包みして損傷が生じない様十分考慮して発送致します。《小倉遊亀（おぐらゆき) 略歴》1895～20001895年、滋賀県大津市に誕生。奈良女子高等師範学校（現・奈良女子大学）を卒業後、教鞭をとるかたわら、日本美術院同人の安田靫彦に師事。1932年に女性として初めて日本美術院同人に推挙される。1936年、教職を辞して画業に専念。1976年に日本芸術院会員となる。1980年に文化勲章を受章。1983年、本作「つかのま」を制作。1990年、日本美術院理事長に就任。鮮やかな色彩と力強い造形の作品で知られ、2000年に亡くなるまで、日本画壇を代表する画家として活躍した。