高知県出身の名工・田村廣氏による作品です。
弟の田村満氏とともに、1960年代から1980年代初めにかけて質の高いクラシックギターとフラメンコギターを製作し、日本国内にとどまらず本場スペインでも人気を博しました。しかし、1976年に会社が倒産した後は氏1人で月産5台ほどのペースで希少な逸品を丁寧に制作していたそうです。本品はそんな氏の晩年の貴重な１本です。
修理歴もなく状態良好で、おすすめのジャパンヴィンテージです。
【スペック】
製作年：1978年
表板：スプルース（松）単板
横裏板：ローズウッド単板
指板：エボニー
弦長：660mmナット幅：53mm
【状態】
古いギターですので傷や打痕はそれなりにあります。表板に弦の跳ね飛び痕、少し大きめの傷ありますが割れなどの大きなダメージはありません。サイドバックに目立った傷はありません。全体的に塗装のウェザーチェックがびっりし入っており、ヴィンテージ然とした渋い外観です。
ネックはほぼストレートで良い状態です。
フレットは7割程度残っており、ビビりや音詰まりもなく演奏性は良好です。
12F上の弦高は6弦3.5mm/1弦3.0mmに調整したので弾き易くなりました。
表板のスプルースもサイドバックのローズも厳選された良材を使用したヴィンテージです。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
発送は画像の運送用のハードケースに入れてプチプチで包んで発送します。